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【セミナー概要】 吸入療法は、気管支に直接薬物を作用させるため、内服薬と比較して、微量で効果を高めることができ、全身的な副作用を少なくすることが出来る。そのため、吸入療法は気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の薬物療法の中心的存在となっている。しかしながら吸入手技や吸入アドヒアランスといった新たな課題も同時に発生する。つまり正しい吸入ができない限り期待される効果が得られない。すなわち、実地臨床における吸入薬の効果は、含有薬剤や吸入デバイスといった吸入薬側因子、そして吸入手技や吸入アドヒアランスといった患者側因子により、総合的に決定されることを十分に意識する必要がある。 今回の医療技術セミナーでは、非専門医から専門医までが、気管支喘息及びCOPDにおける吸入療法を1日で極めることを目標とする。具体的には、前半の理論編では安定期の吸入薬による気管支喘息・COPDの治療ストラテジーを座学で解説し、後半の実技編では代表的な全てのデバイスを用いて吸入デバイスおよびその吸入指導に関して解説する。 皆さま、奮ってご参加ください。
| | 10:00〜12:00 気管支喘息・COPDの診断・治療の概略を極める 気管支喘息・COPDの吸入療法のBasic Strategyを極める 気管支喘息・COPDの吸入療法のAdvanced Strategyを極める 吸入薬各製品の使い分けを極める
12:30〜14:30 吸入薬各デバイスの特徴・指導法とそのピットフォールを極める 医療機関・地域での吸入指導システムの構築方法を極める
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|  | ■講師 | 丸毛聰 先生 | | (公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院病院長補佐 兼 呼吸器内科部長) |
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| | | | <略歴> 02 年 3 月 京都大学医学部卒業 02 年 5 月 財団法人倉敷中央病院内科ジュニアレジデント 04 年 6 月 同 呼吸器内科シニアレジデント 06 年 4 月 京都大学大学院医学研究科博士課程入学 10 年 3 月 同 修了 10 年 4 月 京都大学大学院医学研究科研究員 10 年 10 月 市立岸和田市民病院呼吸器科医長 13 年7月 公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院呼吸器内科副部長 兼 吸入指導ネットワーク代表 14 年 4 月 同 感染症科副部長兼任 17 年 6 月 同 ICT 責任医師兼任 19 年 4 月 同 呼吸器内科部長 兼 感染症科部長 兼 感染制御対策室室長 20 年 4 月 同 病院長補佐 現在に至る
<所属学会> 日本内科学会、日本呼吸器学会、日本感染症学会、日本化学療法学会、日本アレルギー学会、日本結核病学会、日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会、日本環境感染学会、日本呼吸器内視鏡学会、American Thoracic Society
<資格> 京都大学医学博士、日本医師会認定産業医、日本内科学会認定医・指導医、日本呼吸器学会専門医、日本アレルギー学会専門医、日本感染症学会専門医、日本化学療法学会認定医、日本結核病学会認定医・指導医、Infection Control Doctor、高齢者医療研修会修了、指導医講習会終了
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