内分泌代謝内科系

最新糖尿病診療−初診の際の問診・診察・検査から、薬物療法、外来インスリン導入まで−

s00001
s00001

(診療ノウハウ 最新の到達点/決して査定されない保険診療のノウハウ)

■講師 伊藤眞一 先生(全国糖尿病医会 会長/府中市・伊藤内科小児科クリニック 院長)
>講師詳細はこちら 
 

■講師 菅原正弘 先生(練馬区・菅原医院 院長 日本臨床内科医会 常任理事 日本糖尿病協会 会長)
>講師詳細はこちら 
 

【セミナー概要】
糖尿病関連のセミナーは数多く企画されているが、今回は糖尿病の専門医はもちろんだが、糖尿病の非専門医も対象とした。
講演?では、糖尿病新患患者が菅原先生のクリニックに来院した場合、「患者教育としてまず何をすべきか」「まずどのような薬を選択するか」のお話をお願いする。菅原先生は東京都糖尿病対策推進会議幹事を務る傍ら、自院で600名以上の糖尿病患者を管理し、患者のための講演会、歩く会や、「禁煙外来」「調理実習」、月1回の早朝採血を行うなど地域に密着した診療を行っておられる。テレビにもよく出演され、糖尿病についての最新の情報を提供しておられるので、興味深いお話を聞けるであろう。
講演?では糖尿病の薬物療法に焦点を絞り、一剤で良好なコントロールが得られない「治療困難例」の症例を呈示しながら伊藤が解説する。従来インスリン導入は頻回注射が望ましいと考えられ、専門医の領域と考えられてきたが、持効型インスリン1回打ちでも可能になってきた。この「BOT」を自験例で解説する。また今セミナーでは全て、保険診療上決して査定されない方策も随所で指摘・指南する予定です。皆様奮ってご参加ください。10:00?.実践的糖尿病診療練馬区・菅原医院院長/日本臨床内科医会常任幹事菅原正弘氏
実地医家が限られた時間の中で、質の高い糖尿病診療を行うためのコツ、診療の工夫について解説する。どのように 問診、診察を行い、検査を組むか。糖尿病の治療目標は合併症の発症、進展を抑え、患者が充実した人生を全うする ことをサポートすることにある。合併症の状況を日常診療の中でどのように把握し、どのように対処したらよいか。 治療は食事療法、運動療法、禁煙が基本だが、そのポイント、患者のモチベーションを上げるためのムンテラ方法に ついても言及する。薬物療法は家族歴、年齢、性、仕事、食習慣、運動量、インスリン分泌能、インスリン抵抗性の 有無、コストなどを考慮し決定するが、膵の疲弊を防ぐこと、空腹時のみならず食後の高血糖を抑え、しかも低血糖を起
こしにくいことが重要なポイントである。薬物をどのように使い分けるか。インスリン治療の際の単位の設定は何を指標
に、どのように決めると効果的か。講師が実際に行っている方法を紹介する。
12:00昼食
13:00?.『経口糖尿病薬の変更、併用療法』のタイミングと『外来インスリン導入(BOT)』
府中市・伊藤内科クリニック院長/東京臨床糖尿病医会会長伊藤真一氏

? 1種類の経口血糖下降剤(以下OHA)で血糖コントロールが不十分な場合、作用機序の異なる「OHA」に変更したり、併用する必要がある。現在市場に出ている「OHA」の使い方を自分の経験を示しながらお話する。
? インスリン導入を外来で行うことが苦手であった実地医家にとってBOT(BasalsupportedOralTherapy)という新しい手段が比較的容易な治療方法となっている。これは持効型インスリンを打ち基礎インスリン分泌を補充することによって、血糖プロフィルを押し下げ、「OHA」を使用したままでも良好なコントロールが得られる方策である。今回は51例の自験例を示しながら、実際どのように行うか、その効果はどうか、問題点はどこかを呈示する。
? 最後に「決して査定されない糖尿病の保険診療」を目指すにはどうしたらよいか実例を随所に示しながら解説する。
 
15:00終了

セミナー要綱

セミナーNO. 1
開催日 2009年6月21日 10:00〜15:00
講師 ■伊藤眞一 先生(全国糖尿病医会 会長/府中市・伊藤内科小児科クリニック 院長)
■菅原正弘 先生(練馬区・菅原医院 院長 日本臨床内科医会 常任理事 日本糖尿病協会 会長)
診療科目 内分泌科代謝系
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■第1回セミナーは会場受講者からもネット受講者からも活発な質疑が飛び交いました。特にネット受講者からは、画像も鮮明で音声もまあまあだ、との合格点の評価をいただきました。ただし、質問者が講義中に突然質問されることもあり、かつお互いに何を話されているか分からない、今後は出来るだけ音を入れて欲しい、とのご指摘をもいただきました。
今後は、質問は講義の終了後にまとめてお受けするようにして、かつ質問者と回答者の声もできるだけマイクで拾うように留意するということで、運営にいっそう留意するようにしたいと存じます。
会場受講者からの感想:今日は「糖尿病の基礎からインスリン療法まで、くわしく理解できました。今までまとまっていなかった頭の中が、これで整理されました。
今後の要望:今秋以後、新薬として出てくる「DPP阻害剤」についての内容を詳しく解説する企画を組んで欲しい。

■講師 伊藤眞一 先生(全国糖尿病医会 会長/府中市・伊藤内科小児科クリニック 院長)
<略暦>
70年東京医科歯科大学医学部卒業
同校第一内科学教室入局
79年インスリンアレルギーで学位
80年東京都府中市で開業
同時に武蔵野赤十字病院で週1回糖尿病外来と糖尿病教室を現在まで担当
93年より多摩総合医療センター(旧都立府中病院)糖尿病教室担当し現在に至る。
 
<現在の所属する学会および職名>
日本糖尿病学会功労評議員、全国臨床糖尿病医会会長、東京臨床糖尿病医会顧問(前会長)、西東京臨床糖尿病研究会前代表世話人(現在監事)東京保険医協会糖尿病症例研究談話会前代表世話人
 
<著書>
かかりつけ医の糖尿病QandA(南山堂)2008年(編者)
患者さんの質問に答える外来糖尿病診療(南山堂)2011年(編者)
糖尿病の保険診療(東京保険医協会)など

■講師 菅原正弘 先生(練馬区・菅原医院 院長 日本臨床内科医会 常任理事 日本糖尿病協会 会長)
 
 

ビジターは購入できません。

医師会員、コ・メディカル会員

販売価格  ¥5,500(税込)

商品選択

数量  

SOLD OUT